春との旅

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厚生労働省社会保障審議会推薦 文部科学省選定(成人向・青年向)

『春との旅』 (2010年/2時間14分) 公式サイト⇒春との旅

原作・脚本・監督:小林政広

出演:仲代達矢、徳永えり、大滝秀治、菅井きん、小林薫、田中裕子、
    淡島千景、柄本明、美保純、戸田奈穂、香川照之

 

 

 

解説

原作・脚本・監督は、世界各国の国際映画祭で多くの受賞歴を持つ小林政広。
十年越しの企画が、日本映画を代表する名優たちを迎えて遂に実現した。高齢化社会となる日本がこれから体験するであろう多くの問題を、静かに描き出した作品。

主演の仲代達矢は「約150本の出演作中、5本の指に入る脚本」と明言して渾身の演技で挑んだ。
孫娘・春には、若手演技派の徳永えり。

誰しもに訪れる人生の転機を捉え、生きることの素晴らしさを厳しくも優しさに満ちたまなざしで描く、今を生きるすべての人に贈る人生賛歌が誕生。

 

物語

ある日、突然―  ひとりの老人が家を捨てた。
孫娘、春があとを追った・・・。

旅の始まりは、かつてニシン漁に湧き、今ではその面影すら留めない北海の寂れた海辺。
そこのあばら家で、ある老漁師と孫娘は、ささやかな二人暮らしを続けていた。
老人の名は忠男、孫娘の名は春。

春は、地元の小学校で給食係として働いていたが、廃校となって失職。
切羽詰まって東京に働きに出ようと考えるが、足の不自由な忠男を見捨てるわけにはいかない。
一方忠男も、将来のある若い春をいつまでも束縛するわけにもいかない。そこで二人は、忠男の老いの身の世話を頼むべく、疎遠となった姉兄弟を訪ねる旅に出ることにした。

北海道の増毛から東北・宮城へ向かい、気仙沼、鳴子、仙台を巡って親類縁者の元を訪れる。
しかし行く先々、それぞれの家族の事情というものがあった。皆、忠男の世話どころではないのが本音だった。
そんな祖父・忠男と肉親たちの葛藤を目の当たりにした春は、急に長く離別していた父親に会いたくなり、忠男と共に父の住む北海道・静内へ向かった...。

祖父と孫娘の二人旅、その行方はいかに―

 


 

 

2011年6月

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